漫才『赤血球と白血球』

赤血球と白血球
赤血球って、赤いから赤血球なんだって!
知ってるよ、そんなの。血液の赤い色は、赤血球の中にあるヘモグロビンっていう色素からきてるんだ。
へ、へモグロビン!?すごい名前!
何がすごいの?
だって、ヒーローみたい!ヘモグロビンマン!
ヒーローじゃないよ。ヘモグロビンは、酸素を体中へ運ぶ大切な役目があるんだ。
じゃあ、白血球は何してるの?
白血球は、体の中に侵入してきた細菌やウイルスをやっつけてくれるんだ!
白血球って、警察官みたい!かっこいいー!
警察官…まあ、例えとしては悪くないね。白血球は種類もたくさんあるんだよ。
種類!?どんなのがあるの?
好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球…。
いっぱい!覚えられないー!
全部覚えなくても大丈夫だよ。重要なのは、それぞれが協力して体を守ってくれてるってことだ。
へえー!すごい!
そうだろ?赤血球も白血球も、僕らの体にとって無くてはならない存在なんだ。
ぼく、大きくなったら白血球になる!
白血球になるって…ペンタはペンギンだよ。