漫才『パイプオルガン』

パイプオルガン
ねえ兄ちゃん、パイプオルガンって知ってる?
ああ、知ってるよ。大きな楽器だよ。
へー!どんな楽器?パイプがいっぱい付いてるんだよね?
そうだよ。たくさんのパイプに風を送って音を出すんだ。
えー!パイプから音が出るの!?まるで魔法みたい!
魔法じゃないよ。仕組みがあるんだよ、ちゃんと。
パイプがいっぱいあるってことは、色んな音が出るの?
もちろん。色々な音色が出せるのがパイプオルガンのすごいところだよ。
すごい!どんな音が出るの?ペンギンの鳴き声みたいな可愛い音とか?お腹が空いた時のグーって音とか?
いやいや、ペンギンの鳴き声じゃないし!お腹の音でもないよ!もっとこう、深く響く、すごい音なんだって!
深く響く音かぁ。うーん…巨大なペンギンが歌う声みたいな感じ?
全然違うって!巨大ペンギンは歌わないし!パイプオルガンは楽器だよ!もっとこう、荘厳な感じで…
荘厳な感じ!?じゃあ、お城のパーティーで演奏するみたいな?
まあ、お城とか教会とか、そういう場所で演奏されることが多いね。
お城のパーティー!ぼく、パイプオルガン弾いてお姫様を踊らせたい!
お姫様はペンタの演奏で踊らないと思うけど…まずはパイプオルガン見に行ってみようか。
うん!見に行きたい!パイプオルガンってどこにあるの?ペンギンランドにある?
ペンギンランドにはないと思うけど…教会とか、大きなコンサートホールとかにあるんじゃないかな。
そっかー!じゃあ、今度教会にパイプオルガン探しに行こう!
パイプオルガンは簡単に見つからないかもしれないけど、探してみようか。楽しみだね。