漫才『愛機シミ子』
愛機シミ子
兄ちゃん見て!これがぼくの愛機シミ子だよ!
それは何だ?すごく汚れてるじゃないか。
汚れてないよ!これがシミ子のチャームポイント、シミ模様だよ!
ペンタ、愛機は大切に使う道具のことだ。シミだらけなのは誉め言葉じゃないぞ。
えー!シミ子はぼくのお友達じゃなかったの!?ずっと話しかけてたのに!
お気に入りの物には名前をつけたくなる気持ちはわかる。でも愛機は機械だよ。
じゃあ、シミ子が動かないのは機械だから?ごはんをあげなくていいんだね!
物だから動かないし、食べ物もいらない。それが普通だろ。
そうなんだ!じゃあ、シミ子をピカピカにしてあげようかな!
そうだ!道具は手入れをすることで性能を保ち、長く使えるようになるんだぞ。
へえー!じゃあ、ぼくも毎日磨けばピカピカになるかなあ?
それはペンタが自分を磨くってことか?ちょっと違うぞ!